イランの核開発問題の最終的な合意を目指して今月から行われる、イランと欧米など関係6か国の交渉について、イランのザリーフ外相は「歴史的なチャンスだ」と述べ、交渉の進展に期待を示しました。
イランの核開発問題を巡って、イランと欧米など関係6か国は、イランが核開発を制限する見返りに欧米側が経済制裁を緩和する第一段階の措置を実行に移していて、今月18日からは、オーストリアのウィーンで最終的な合意を目指す交渉が始まることになっています。
この交渉について、イランのザリーフ外相は、2日、ドイツで開かれた国際会議で、「歴史的なチャンスであり、われわれはこの機会を生かさなければならない」と述べ、交渉の進展に期待を示しました。そのうえで、最終的な合意に向けては、「バランスのとれた解決策や信頼関係の構築が必要だ」と指摘しました。
これに先立ってザリーフ外相は、アメリカのケリー国務長官と会談し、ケリー長官は、合意に向けて率直な意見交換が必要だとしたうえで、核開発を制限する措置を着実に履行するよう求めました。